公園で小一時間
2005年6月1日
広島市内から呉に向かう道はずっと海沿いで、とても天気がよかったので、「こんな気持ちよく運転できるんだったら、どこまでもしてもいいなあ」と久々楽しい運転。
最近仕事の日は毎日運転ばかりで、知らない道ばっかだし、かなり迷ってるし、運転嫌いの私には最高にストレスなのです。よく事故してないよホント。って、その前に運転嫌いな人が車業界という時点でおかしいか（＾＾；）
まあそんな感じで、呉について、ヤマトミュージアム鑑賞後、外の公園から見た景色があまりにも穏やかで。
結局1時間くらいずっと座ってボケっとしてました。
立地が、ちょうど呉の造船所の前なのでおっきな船が見えて、それだけで非日常な景色。それに少し暑いくらいの陽気と、ヤマトを意識したのか、海面に白木の板を張った公園と、瀬戸内海の海がとてものんびりしてて。
それだけで充分満足だったんだけど、親子連れやカップルや修学旅行生なんかもたくさんいて、まあ、一人だったしすることないからそんな人たちをボケーっと眺めていたんですが、自分の隣に大切な人がいるって、なんて素敵なことなんだろう、ってしみじみ思いました。
あ、肝心の感想が抜けてましたが、ん〜、なんというか、若い世代には受けないなと。行っておいてなんですが、若者はヤマトに思い入れを持っていない。
新聞で、戦争美化じゃないけど、一部の市民団体が展示内容の修正を求めているっていうのを読んだので、それで興味持って行ったんだけど、その主張もなきにしもあらず、みたいな微妙さ。
なかなか言葉で表せないけど、なんというか、ヤマトをモチーフとして、何が訴えたいのかが伝わってこないのです。
そもそも、博物館が特定のメッセージを伝えることはおかしいのかもしれないけど、ん〜、第二次世界大戦を伝えたいのか、ヤマトの悲劇性を訴えたいのか、（年配には特に）、ヤマトの技術の高さを訴えたいのか、どれもかしこも中途半端すぎて、「一体なんで作ったの？？」という感想です。
もちろん、私の私的な見解ですよん。
ちなみに、私のおじいちゃん、ヤマトの図面を書いていたらしい。でも、乗り組みたくなくって出航前に逃げたらしい。。。
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