映画 

2008年7月24日
そういえば、会社に入って2年目くらいに休みをダラダラして無駄にしないために、月に1度は映画を見に行こうと勝手に決めて、守れるはずもなく、この前行ってから4ヶ月ぶりだった。。

一日丸々かけて一気読みした「クライマーズ・ハイ」を鑑賞。
本もおもしろいし、映画もとてもおもしろかった、少しカットされているのが残念だったけど 時間制限があるからしょうがないか。

上の意向で自分の信念が伝わらない、なんか現実を見ているようでした。

この映画の123便の事故の件、会社の研修でJALの安全啓発センターに去年・今年と2回見学に行った。

もともと、研修の意味は、飛行機の整備=車の整備と思って学べ、ということ。直接整備することのない私ですが、安易な返答はしてはいけないと改めて感じ、アフターチェックの大事さ、調子伺い、 人の命に関わる可能性があるということを考え直します、車が売れなくても人は死なないけど、整備不良で事故になったら取り返しはつかない。

それと、去年も思ったんですが、映画にも出てくる、「遺書」と言われているもの。
啓発センターにはその現物も展示してあって、原型をとどめないほど変形したシートや空を飛んでいたとは思えない機体の損傷にも心が痛くなる。
それもだけど、飛行機が落下、相当のパニックと恐怖の中で、遺書と呼ばれるものを書いた人の心境、ガタガタの字が物語る状況と、その中で最期になると覚悟して書いた言葉で、「幸せだった」

残される大事な人のために、最期のメッセージは幸せだった、って、愛がありすぎて、それがまた悲しい。

極限を超えた状況で出てくることって、飾りのない本当の気持ち、願い。その状況で書けることもすごいし、書いても残っていないものもあるんだろうと推測できる。

そういう状況になったら、って考えることではないと思うけど、私が今最期に思うであろうことって、きっと書けない。

 

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

最新のコメント

この日記について

日記内を検索